Uranus system

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「まぁ、確かにね…」 「何、人事みたいに言ってるの? これから二人も私達と同じくらいのレベルになってもらうんだよ?」 笑いながら話す二人を見て、サラっとルナが言った。 「む、無理ですよ!」 「い、いくらなんでも…」 「いや、マジな話、制限かかってるオレ達くらいにはなってもらわねぇとやっていけねぇぞ?」 「え…」 真剣な顔付きでライズに言われ、二人を不安が襲う。 「状況が変わってきましたからね…ソルの予想が正しければ今回の戦闘で敵兵に使われていた技術に耐えられる魔力を持つ者と戦闘になれば庇いながら戦えないでしょうし…」 「魔力の伸びは異常に早いから後は経験かね~…」 「だな…」 ピピッ。 スズランとエリスの話をしていると、ソルの机のほうから何かを知らせるような電子音が鳴った。 「何でしょうか?」 レインが電子音が聞こえた場所にあった液晶画面を見た。 「レーダーに…反応…?」
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