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「……」
ソルの言葉を聞くとトールは急に黙り、窓のほうを向いた。
「どうした?」
「ソル…今の空をどう思う?」
「……」
急に聞かれたトールの質問の意味がわからないままソルは考える。
「いいとは思わない、空は戦場にすべき所では無いからな。
オレに空を好きにさせてくれた恩人もあっちで悲しんでいるだろう…だから一刻も早く終わらせたい」
ソルの答えが満足いく答えだったのか、笑みを浮かべながら振り向いた。
「…そうだろう?だが、今のままでは何も変わらない…六年前に変わるはずだった…!」
「六年前…!まさか…!」
「そう、お前が当時の【光巫女】に殺されていたら…!
『スターライトプロジェクト』は現実のものとなり、戦争は終わるはずだったのに!!」
「!!」
トールが大声でそう言った瞬間、どこからか炎が床を走ってきた。
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