Uranus system

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-菜の花島・第三空隊隊舎- 「貴様らがあのシステムを!?」 崩れた隊舎の中、何者かと剣を交えながらレインが問う。 「そうだ、【ウラヌスシステム】…トール元帥が君達を倒す為に採用したシステムだ!」 声と共に振り下ろされる男の剣をレインはレーヴァテインで受け止める。 「くぅ…!(魔力限定されてる状態では…!)」 「【ブラストプレス】!」 「しまっ――」 ドガァアアア! 剣から風属性の術が放たれ、レインは地面に叩きつけられた。 「かはっ…!(上級魔法…!)」 「どうした?まだ魔武器すら使ってないぞ?」 「く…あ…!」 レインは体を動かそうとするが、術によって押さえ付けられているせいか動かない。 「がっかりだ…魔力限定されてるとはいえ『女神』の力はこの程度か…」
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