第四勢力【ウラヌス】

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「何も映んねぇぞ?」 ライズの言う通り、式から出た映像には何も映らない。 「まぁ、待て…」 しばらく待っていると、式から出た映像に何かが映り始めた。 『あら、久しぶりね、空ちゃん…私に何か用事かしら?』 映し出されたのは美しい女性。 青い瞳に青い髪…映像越しでも見とれてしまいそうな美貌の持ち主だった。 「ちゃん付けはやめてくれと言ったではないか…背中に寒気が走るぞ…」 『うふふ、いいじゃない…こんな時間に呼び出されたんだもの、少しは意地悪したくなるわ…』 「いつも、ちゃん付けじゃろう」 『あら、そうだったかしら?』 会話を聞いていると、空と親しい人物とわかる。三人は自分達以外に空と接触している人間がいた事に驚いた。 『後ろの子達はだぁれ?』 「おお、そうじゃな…四人とも、こいつを紹介するぞ。 彼女の名前は『エアリス』…わしと同じ【天獣】じゃ」
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