圧倒

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「どうなってんの!?こんな短時間で休戦が決定するなんて…! それに加えて全連合国が第三空隊の補助!?」 ヴィソーヴニルはゼノアの剣を捌きながらレインのほうに目をやる。 「私達…の…魔力を…抑えている…『魔力限定』の装置を…破壊してくれ…この城のど…こかにあるはずだ…!」 「させるわけないでしょう! 邪魔だ!ゼノア!」 「ごぶっ…!」 ヴィソーヴニルはうっとうしそうに剣を弾き、ゼノアを斬る。 「隊長…!くっ…!急いでくれ! 今の…私では…一分と…持たない…!」 「「了解!!」」 数人の兵が行くと、レインはレーヴァテインを構え、ヴィソーヴニルに立ち塞がる。 すると、残った兵がレインの前に出た。 「オレ達も微力ながら手伝いますよ!」 「ここは通さねぇ!」 「死にたいらしいね…!この蟻共は…!」 「ここの兵も…まだまだ捨てたものでは…ないようですよ…!ソル…」
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