応える為に。決意を胸に。

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「そ、それより…お姉ちゃん、どうしてそんな姿に?それにこんな姿で…」 シオンの問いから話をそらし、スズランが逆に聞きたかった事を聞く。 シオンは自分の質問に答えてもらえなかった事を気にする様子も無く、笑顔になった。 (簡単だよ、こんな姿なのは死んじゃって霊体になってるからだし、ここにいる理由はもっと簡単!) 笑顔から急に変わり、シオンは寂しそうな表情で言った。 (私が…【光巫女】だから…!) 「え…!」 (やっぱり知らないよね…ソルったら…ちゃんと説明してよ…) 「そんな…!」 (私も…この部屋にいたの…! そしてここで死んだ…) シオンは涙ぐんだ声でそう言うが、顔をぶんぶん振り、すぐに表情を変えた。 (でも!スズランは駄目!) シオンはがっしりとスズランの肩を掴み、(といっても霊体なので触れてはいない)もう一度同じ質問をした。 (お友達は…出来た!?)
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