反撃

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-ウラヌスシステム装置前- 「ふ~…ちょっとてこずった… ったく…厄介な魔武器使って…血なんて久しぶりに流したな~…」 アイムは口から血を吐き出し、床に寝そべった。 「意外に魔力使ったなぁ…まぁ、でもこれでシステムは守ったし、いっか…」 寝そべって休みながら横目で動かないエリスを見る。 「死んじゃったかな…? 危ないと思ってすごい火力にしちゃったけど… 軍服も跡形もなく燃えちゃったし…」 アイムはいも虫のように体を這いながらエリスに近付く。 「武器握ったまま気絶してるのかな…?この武器も水のまま戻ってない――!!」 エリスの手に握られたクリスタルの状態を見てアイムは気付いた。 「しまっ…!」 「はぁあああああ!!」 ズバァアアア! 剣の形をしていなかったクリスタルが急速に形をなし、剣となって装置を切り裂いた。
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