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『報告します！ウラヌスシステムが破壊されました！』
『ヴィソーヴニル隊長が敗北！
『魔力限定』の装置も破壊されました！』
『ファルス隊長及びレオン隊長も続けて敗北！トール指揮官！これでは！』
各地から隊長達の敗北を知らせる通信がトールの耳に入る。
トールは震えながら通信機を握り潰した。
｢どうやら…私達の勝ちみたいですね…残ったのはあなたとあの基地にいる人達くらいじゃないですか？｣
｢それがどうした…？｣
｢え…？｣
｢確かに隊長達は全員第三空隊に敗北したが…すでに各連合国の軍事機関はほぼ破壊され、ブルーフェザーに至っては王城も半壊状態…全連合国を制圧する事に支障はない…｣
｢そんな事はさせません…！
隊の皆も…私も…！｣
トールは笑みを浮かべる。
そして同時に魔力が高まった。
｢させない…？出来るのか？
お前ごときに私を止める事が…｣
｢止めてみせます！｣
｢ならやってみるがいい…！
オレは貴様を殺した後、じっくりと全連合国を襲うとしよう！｣
｢そんな事させない！
その歪んだ野望と！あなたの魂を私が撃ち抜く！｣
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