第三空隊配属

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「さっき元帥さん、何言おうとしたんだろうね?」 ここは東方連合国『ブルーフェザー』の連合国軍基地。 私は『スズラン・ラティス』 今日から第三空隊に配属されることになった新人兵士です! 「さあ?私はどの部隊でもよかったから噂の確認がてら第三空隊にしただけだし。 なんかあるんじゃない?」 私の隣にいるのは一緒に第三空隊に配属されることになった、親友の『エリス・リフェア』 「どうしよう~…怖い人ばっかりだったら…」 「まぁ、可能性はあるわね… なんせ隊長があの『天王』って噂だもんねぇ~…」 不安そうに言うスズランを見て、いたずらっぽくエリスが言う。 「でも…『スカイ・ガード』最強なんて言われる人が私達を入れて六人だけの隊の隊長なんてやってるのかなぁ~…」 『スカイ・ガード』っていうのは私達のこと。 自分達の空を守るために作られた軍の兵士だから、こういう名前がついたんだって。 「だから、それを確かめるために私は入ったの!」
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