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「はいコレ、約束のお金。
凄く良かったから1万プラスしておくよ。」
「本当に?ありがとう!」
「とりあえず僕は汗流してくるから、鈴ちゃんは飲み物でも飲んでゆっくりしてて。」
「はぁい。」
お肉たっぷりの体を揺らしながらおじさんがお風呂場に消えるのを見届けて、手元の4万円を見下ろす。
やったぁ・・・ラッキー!
あたしはニヤっと笑って、ベッドに仰向けに倒れ込んだ。
あたしの値段、1回3万円。
高いのか安いのか、相場を知らないからよく分からない。
けど、大して顔もスタイルも良くないあたしなのに、女子高生というブランドだけでそれだけの価値がつけられる。
男なんて、本当バカな生き物。
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