春 -入学式-

8/19
前へ
/256ページ
次へ
「え・・・・」 彼女は手で涙を拭いた。 ドキン なんだなんだなんだ?!!! その子はショートカットで 肌が白く、何より目がきらきらで・・・ 可愛いというより、美人にみえた。 「あ、あn、あの・・っ」 うまく声が出せない。 どうしたんだ?俺は。 少女が口を開いた。 「・・・ごめんなさい。 大丈夫よ。ほんと何でもないの。」 声までも綺麗だ。 「あ、あの、でも・・・」 「大丈夫です。」 そういって彼女は微笑んだ。 .
/256ページ

最初のコメントを投稿しよう!

120人が本棚に入れています
本棚に追加