4963人が本棚に入れています
本棚に追加
/217ページ
カラオケでは高得点とった者が罰ゲームになった。
……何故?
普通そういうのって低い人が罰ゲームするんじゃない?
そう思いながらも涼風は歌ったが………高得点…
涼風はマイクを机に置き
「罰ゲーム?」
恐る恐る皆に聞くと皆はにっこり微笑みながら頷いた。
「罰ゲームはー……涼風から壱夜にキース♪」
こいつ馬鹿でしょ?
私、彼氏いるって知ってるよね…?
一回殴ってもいいかな?
と思いながらも罰ゲームな為、嫌々ながらも涼風は壱夜に近付いた。
「彼女いるのに俺、嫌だよ…」
壱夜のその言葉も聞きもしない皆に二人は怒りを覚えた。
そして涼風はキスをした。
…………壱夜の手に…
期待していた皆は勿論ショックを受け時が止まった状態…
そんな皆に涼風は睨みきつく言い放った。
「これも『キス』でしょ…?違わないよね。ごめんけど私、帰る……こんなの付き合ってらんない。」
鞄の中から財布を取り出し机の上に金を置くとため息を吐き涼風は帰って行った。
最初のコメントを投稿しよう!