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「楓…好きだよ…」
下着の中の楓を優しく愛撫し、耳元で囁いた。
楓の薄く開いた唇からはひっきりなしに甘い声が出る。
「んん…やぁ…。
せんぱい…！」
「……っ！」
楓が俺の首に手を回し、抱きついてきた。
「んっ…」
楓からの情熱的なキス。
微かに漏れる湿った音が、脳に響き、官能を刺激する。
「あっ…！はぁ…」
楓は苦しそうに唇の間から、息を吐き出した。
そのまま、楓の下着を脱がすと、手のひらを後ろの蕾に伸ばす。
「んん…」
指がそこに触れると、楓が小さく身じろいだ。
「痛いか？」
「ううん…へい、き」
首に巻きつく楓の両手に、微かに力が入る。
「大丈夫だ…俺に任せて」
少しだけ体を離し、楓の唇や頬、瞼にキスを落とす。
楓の初めてを痛いだけの思い出にはしたくない。
愛された思い出として、初めてを思い出して欲しいから。
俺は、はやる気持ちを抑えて、楓の全身に唇を這わせた。
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