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誓い
毎晩の辛い日々が過ぎていった
朝になろうとも、わたしはあなたに言い続けた
あなたはちゃんと聞いてくれた
闇を抱えるあなたにわたしにできる事をした
そんなある日
――ねぇ…――
と、一言だけメールが届いた
わたしは、ちょっと緊張した
また、落ち込んだメールなのかと
でも、違っていた
――なに?――
と、返せば
――もし、大人になって俺の事が嫌じゃなかったらさ…結婚しような…――
その言葉に、わたしは泣いた
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