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目の前には僕より一回り小さな男がいるんだけど…。
なっぽーで天使なんだ。
002:甘い
僕が可笑しくなったんじゃないよ。
本当に、パイナップルみたいな髪型で、羽根が生えてるんだ。
そして目を輝かせながらこっちを見てる…。
「何さ……」
「あ、貴方は?」
質問したのはこっちなんだけど。
「…雲雀恭弥」
「雲雀君ですか!!これからよろしくお願いします」
…いや、君、僕に何をお願いするつもりさ。
「これからお世話になります」
!!?
ちょっと待った!!
僕がいつ居候を許可した?!
「…だめ、ですか」
……涙目で言われても。
「……仕方ないな」
ああ、いつからこんなに甘くなったのかな。
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