とびっきりの授業を君に…

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カッキーン 放課後、野球部が練習する中、骸は生徒指導室にいた 「六道」 「……はい?」 「君、何回言えば分かるわけ? まず、ピアスは禁止、あとちゃんと学ランは閉めろ」 「……うるさいですねぇ」 骸は生徒指導の雲雀に捕まっていた この後、骸は本来なら千種たちと、喫茶店にいくはずだった それだけに、呼び出されれば機嫌も最悪で…… 「うるさい?」 「ええ、まったくです。別に僕の勝手でしょう?いちいち干渉しないで頂きたい」 「君、教師に向かって言う言葉じゃないね」 「知りませんよ。僕は用事があったというのに……」 「君が最初から……「あぁ、もううるさいですよっ!!」」 雲雀の手を振り払い逃げようとした骸だったが、更に強く手首を掴まれ机の上に押し倒されてしまった 「っ?!」 「……躾のできてない生徒には、特別授業が必要だね?」 「な、なに、言って……」 逃げようとする骸に強引な口付けをする雲雀 舌を絡ませて、貪るように まるで、獣、そのものだった 「ぁ、ふぁ……」 キスだけで骸はクタリと力を抜かしてしまい、更に雲雀の思う壺…… 「授業はこれからだよ?」 地獄の生徒指導が始まった
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