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骸を適当にあったシャツでくるんで沢田の家へダッシュ
まだ、早朝とあって街は静けさを保っていた
インターホンを鳴らす
迷惑だろうが、こっちはそれどころじゃない
ドアを開けて出てきたのはエプロン姿の女性
「あら?ツッ君のお友達?ごめんなさいね、ツッ君、まだ寝てるのよ」
沢田の母親だろう
……ツッ君、て
すると沢田の母親の影から赤ん坊が姿を現した
「雲雀か、意外に早かったな」
「赤ん坊、コレ、いつ戻るの…」
シャツにくるんだ骸を見せる
「さぁな?オレにもわかんねぇ」
……わぉ、何コイツ
「そ、そんな…!!アルコバレーノのバカ……」
骸が泣きじゃくっていると白い手がのびてきて骸を抱えた
「リボーン君、この子どうしたの?お友達?」
わぉ、ちゃんと話聞いてたの?
「そうだぞ、ママン。すまねぇが、こいつに服とかないか?」
「服?それならツッ君が小さい頃のがあるけど」
そう言うと骸を抱え部屋の奥へ行ってしまった
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