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『あっ…私、そろそろ帰らなきゃ!』
鞄を持って、バタバタ走り始める。
『また…お願いできる?』
亜『別にいいけど…。』
俺の言葉に女の表情がぱあっと明るくなった。
そして俺に一言、『バイバイ』と言うと、女は家から出ていった。
俺…一人だけしかいないリビングでテレビをつける。
テレビでしているのは、しょうもない…ただのニュース。
『〇〇区で殺人事件が…』
またかよ…
人殺してなにが楽しいんだよ…
そう思いながら、どんどんチャンネルを変えていく。
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