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あの日から1ヶ月が過ぎていた。
何も変わらず…。
先輩の退職が決まり送別会が予定された。
気心しれたメンバーで亜美もはしゃいでいた。
早いペースでワインをあける。
11時を過ぎた頃カラオケに移動。
5人のメンバーのうち2人が帰った。
先輩と和馬と亜美の3人が残った。
仕事、家庭、恋愛、結婚
色んな話しをした。
先輩の電話が鳴った。彼女からだ。
『ちょっとゴメン』と合図をし席を立った。
亜美はトイレに行こうと立ち上がったがかなり酔って足元がふらついた。
『大丈夫?』
不意に亜美の体を和馬が抱きとめた。
『ごめんね。』
そう言った亜美の唇を和馬の唇が塞いだ。
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