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「任務終わった?」白い少女が黒い少女に聞いた。
「当然。」
黒い少女は頭にナイフが刺さった男をチラッと見てそう言った。
「じゃあ帰ろ?」
白い少女が黒い少女に言った。
「あぁ。」
黒い少女がそう言うと2人で暗闇に消えていった。
「「ただいま。」」
2人は立派なビルの一室にいた。
「おかえり、どうだった?」
メガネをかけて大きな机に座っている男が黒い少女と白い少女がに聞いた。
「いつも通り。」
黒い少女はそう言うと白い少女と一緒に部屋を出た。
「フッ…愛想がないな。」
(まぁこうなるよう育てたのは私だがな…)
男はニヤリと笑うと机の上にある書類を捨てた。
「クレージェ・クルド排除完了。」
そう、黒い少女と白い少女は殺し屋だったのだ。
名前と感情が無い……
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