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「―――で?『そうぃうことじゃない』って?」
「うふふふ。わかってるくせに。」
・・・・わからない。
「だからぁ・・・・・。」
そういって雄人は和樹の耳へ自分の口を近づける。
なにかいいかけたところで、
「お!噂をすれば!・・・・・・まだしてないけど。」
と声を出して和樹からは死角で見えなくなっているほうの教室入り口扉をじっと見た。
「何が――――」
そういって和樹は振り向いた。―――――――――瞬間、和樹の呼吸が止まった。
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