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俺達は勢いよく離れて音のする廊下をかたまってみていた
バンッ!!!
「もうなんなのよ!!
あのバカ!!!!」
勢いよく開けられたリビングのドアと同時に浅海が入ってきた
「…っ…最悪!!
もう別れるッ!!!」
号泣しながら叫びはじめた
………またかよ…
「ちょっと…浅海?」
「浅海ッ!!!」
浅海の後を追うように浅海の旦那
晃さんが入ってきた
「なによ!!!
この浮気野郎!!
晃さんなんか知らない!!」
「違うんだって!
あの子は会社の子なんだよ!!」
「会社の子となんで仲良くジュエリーショップでいちゃいちゃしてんの!?
あのかわいい子にプレゼントでもするんでしょ!?
早く行きなさいよ!!!」
…喧嘩するのは構わないけどなんでうちでするのかねぇ…
「ちょっと落ち着いて!!
毎回毎回…浅海も晃さんもうちで喧嘩しないで
はい、座って話し合って!!」
華波は慣れたように二人を落ち着かせる
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