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「…はぁ、疲れた…」
「あらっ!?
森宮んとこの奥さんじゃんどうしたの?」
あたしに声をかけてくれたのは遼の上司の山崎さん
「あっ、遼にお弁当渡し忘れちゃって…」
「今休憩時間だから入っていいよ!」
そういわれ、あたしは山崎さんにお礼して中に入った
すると遼がみえた
「あっ!!りょ……」
あたしが声をかけようと歩きだすと
遼の隣に若く可愛い女の子が座っていた
なぜか遼はあたしの知らないお弁当箱を持っていて…
「遼さん
おいしいですか?」
「うん、うまいよ」
「よかったぁ~」
そんな会話まであたしの耳に届いた
……帰ろう…
どうってことないじゃないあたしが渡すの忘れちゃったのがいけないんだし…
結局遼に気づかれないように仕事場を後にした
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