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「拓海なんで北海道に居るの!?」
「出張だよ!
こき使われてるんだ」
「へー。懐かしいね!!
あっ!もしかして今仕事中?」
「まぁね、はい。
ストラップ、お気に入りなら大事にしろよ」
拓海はそう笑いながらあたしにストラップを手渡す
「拓海~!!」
拓海からストラップをもらった時拓海の後ろから声がして誰かが走ってきた
「お前いきなり走るなよなぁ…足早いし~
疲れた~ってあれ?どちら様?」
走ってきた人はあたしに気づいたのか汗を拭いながら拓海に問いかける
「あぁ、前話したことあるだろ?
荒井華波
あっ、今は森宮か」
「荒井…華波?
あぁ!!あの美人で拓海の元カノの!?」
「ちょっと拓海!なんて説明してるのよ!!」
あたしは一回バシッと拓海を叩く
「だって事実だろ?
華波、こいつは同僚の
芦川 直人 (アシカワ ナオト)」
「どうも!直人っす!!
拓海から聞いた通り美人だ!!」
そういいながら手を差し出した
あたしは照れ笑いしながら握手をする
「ありがとう」
「あっ!!直人!仕事しなきゃまたどやされるぞ」
拓海が焦りだすと思い出したように直人くんも焦りだした
「あっ!拓海!!
いつまでこっちに居るの?」
「俺は向こうに仕事残してあるから明日帰るんだ」
「そうなんだ…お話くらいしたかったんだけど残念だね」
「俺とデートすると旦那が妬くだろ
会えてよかったよ
またいつかあおうぜ」
拓海はにっと笑いながら帰って行った
夜遼に話したら少しふてくされてた…笑
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