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その日の放課後…。
いつものようにみんなで練習を終えいつものように美帆と帰る。
いつものように美帆が楽しそうに歌う。
その時間がなによりも好きだった……。
だけどなにかちがう……。朝の眞吾とのやりとりが気になって仕方ない……。
単に眞吾が美帆のことを好きならそれでいいのだが…………。
「スズメ[?][?]どうしたの[?][?]」
突然声をかけられ驚きながらも、
「なんでも💦ただライブ…緊張して……💦💦」
「あれだけうまかったら大丈夫だって❗❗(笑)」
こんなやりとりを1、2分したあといつものように別れた。
どうにも気になり、その夜眞吾に電話した。
「あの朝のやりとり……嘘だろ[?][?]昔美帆になんかあったの[?][?]」
長い沈黙が続いた……、
「……誰だって知られたくないことはあるから………。」
「やっぱりあるのか[?][?]眞吾が話さないなら、俺……美帆に聞く❗❗」
意を決して言葉にする…、
「分かった💦分かったから……。」
眞吾が重い口を開く…………、
「…………実はあいつな………、」
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