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理解出来るまで時間がかかった……。
「あいつな……、昔の彼氏が酷かったらしい……。高１の時から付き合ってたんだけど、顔に痣つくって学校来たりした時もあるくらいその男は美帆を殴ったりしてたらしい。
始めは明るい美帆も強がってたんだけど……。
だんだん喋らなくなって……。
しかもそいつ別の学校でしかも県内トップクラスの頭のいい奴だから、俺らがなに言っても聞いてもらえなくて……。
なんとか美帆を説得して別れさしたけど、なかなか元の美帆には戻らなくて………。」
眞吾の話を聞いてる間、怒りや憎しみやいろんな感情が混ざりあった不思議な気持ちになった……。
眞吾も電話越しに必死に堪えて泣いているのが分かった…。
「でもまぁ～自分のことで他人がとやかく言われるのは美帆も気持ちいいことじゃないだろ💦
だからお前も聞かなかったことにしろよ💦」
その後、お互い別れを言って電話を切った………。
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