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部屋に入るとお婆さんは誰かと話をするように話し始めた。 遥「誰と話しているんだろう。」 婆「まだだめよ、大丈夫だから…特にあの娘はお前さんにそっくりだからねぇ…」 あの娘ってまさかあたし…? 三奈ちゃんが近くにいるの? あたりを見回したがお婆さん以外誰もいない。 『カタカタ…カタカタ』 いきなり仏壇に置いてある写真が揺れ始めた。 遥「!!心霊現象!?」 婆「三奈ちゃん、大丈夫よ…」 !!!つまりお婆さんはいないはずの三奈ちゃんと話していたのだ。 私は怖くなり思わず声を出してしまった。 婆「誰かいるのかい!?出ておいで…」 するとお婆さんは部屋の中をぐるぐる周り始めた。 婆「出ておいで…さもないと、殺しに行くよ!!」 ひぃっ! お婆さんの顔は何かに取りつかれたかのようにヘラヘラと笑っていた。
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