二日目

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               すると化け物はスゥっと立ち上がり歩き始めた。                        遥「ついてくる!」                                    母「あのドアから外に出ましょう!」                            そう言って外に出ると石の壁が前を立ち防いでいた。                                    お父さんが素早く壁を登り私達に早く来いと言った。                                    次にお母さんが登って、うえから手を突きだし掴まって、と言った。                                            私がお母さんの手を掴もうとした時、化け物に掴まってしまった。                              その後ろにはお婆さんが立っていて、嬉しそうにこちらを見ていた。                             まずいと思って逃げようとしても意識がだんだん薄れていった。                               最後に包丁を持った化け物が                                『…私は…生きるから…あなたは…』                                                                         『あの世へ…つれてってあげる…』
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