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「ごめんね。昼休みに付き合わせちゃって。」 友里絵は楽譜をみつめる。 「いんだよ。どうせ寝てるし」 「今日の音楽でやった事無いんだけど、ピアノやることになっちゃって。何か一人だとサボっちゃう気がするの。」 「暇だし何時間でも相手になってやるよ。じゃあ、やって。」 ………音が鳴りだす。 ……そして!! パシ!! 「きゃっ!!」 俺は友里絵の手を掴んだ。顔が赤……顔が熱……距離が近…違う!! 「お前、腕怪我してんじゃねぇか!?」 そう、それ。良く見ると、ばんそうこうがいっぱい!! 「これは?」 「…料理」 「これは?」 「家庭科」 「これは?」 「体育」 「これは?」 「技術科」 ………… 「男かお前は!?ばんそうこうなんかそんなに付けんな。ってか、最初の料理って昨日の晩飯の時か!!」 「うん、…ごめん。でも!!」 ちょい涙目だな💦 ……ハァ 「お前の料理はどんなモノでもこの世で一番ウマイ。だから、無理すんな。お前は世界で一人しかいないんだ。だから、その、お前が傷付くと俺も傷付くの!!わかった。」
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