目が覚めて

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 つられてため息を吐いて、 「―――俺より先に死なれても、嫌だからな」 と。  こちらの意図が伝わったのか、わからないけど。  視界に入る顔が、笑って。 「任せなさい」  ―――好きな手が、優しく頭を包んだ。 END.
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