神に願いを

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  「お、おい、なんだよ……こ……れ……」  突然の凄まじい光に、神社に隣接する森の鳥たちも、けたたましい鳴き声をあげながら森から飛び立って行く。  大和も凄まじい光に目を開けていられず、咄嗟に目を瞑る。  だが大和が目を閉じてすぐ、重力が反転した様なもどかしい感覚に襲われる。  これに耐えきれずに、大和は意識を手放した。  この出来事が、大和の非日常な世界への入口だった。  
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