‡第三章‡

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刹「…何を考えている…? 何故オレが…? …今更学ぶ事なんてない… …教えてやる事の方が多いぐらいだろう…」 マイク「そうなんだけど~。 ホラ、この国じゃ、16歳から学校に通わないといけないだろ?? しかも、世界最強が学校にも通ってないなんて、下の者達に示しがつかんだろ??」 ヘラヘラと笑いながら説明するマイクに、刹は相変わらずの無表情で言う。 しかしあまりに突然な話で驚いているようで、何時もは何も写していないように見えるその目には、微かに困惑の色が伺える。 刹「…それぐらい… …お前の権力でどうにでもなるだろう…? …何故かお前は、仮にもギルトマスターなんだから…。」 マイク「何故かでも仮にでもないもん!! ちゃんとギルトマスターだもん!! 権力は有るけど、決まりだからしょうがないんだもん!! 罰として刹にはもう一つのお知らせは教えてあげません!!」 刹「ほう……いい度胸だな…」 マイクがプンッと頬を膨らませると(全く可愛くない)、カチンと来たようで。 刹の放つ殺気が10倍になった。
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