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「………
お……………!!
…………い!
……おい!!」
「ん……」
「やっと起きたか。」
「アレ??オレは…一体…」
「お前、昨日任務に出掛けたっきり帰ってこないからさ。
探しにきたんだ。
そしたらこんな所で寝てやがる。
全く。
心配して損した~」
「昨日…?
あっ、そうだ!!
オレ昨日、何千匹もの魔物の大群に襲われたんだ!!」
「ハァ??
何言ってるんだ??
ここには魔物の死体なんて無いし…
第一、そんなたくさんの魔物に襲われて、お前が無事なワケないだろ??」
「………歌…」
「ん??」
「歌が聞こえたんだ。
聴いたことの無い、素晴らしい歌声が。
それが終わった瞬間、辺りが光に包まれて…」
「歌…??
…まさか、、そんな…
いや、でもそれなら説明がつく…」
「何だ??
何か知ってるのか??」
「多分それは………」
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