非日常

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「着いたよ。ここが私たち第3部隊のアジトだ。」 そこは町外れにある1つだけポツンとたてられている犬小屋くらいの大きさの家だった。 「ジークガルドさん?」 「ジークでいいよ。」 ジークはにっこりと微笑んでくるが、それどころではない。 「ジークさん?これは何の冗談ですか?」 グレイはこの犬小屋にはいれと?などとジークに質問をあびせている。 「ああ、そうだよ。まぁ慌てないで、ほら。」 ジークはグレイを見て微笑んでから、右手に握りこぶしをつくった。 すると、右手が光り、その右手で軽く触れると犬小屋ほどの大きさが、並の一軒家程の大きさになった。
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