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「ボタンつけてあげる」
腕を組むと家に向かって歩きだす。
「ノー!ノー!先にパンチング・マシーン」
パットはゲームセンターに向かって歩き出した。帰る頃には服はバラバラになってパットは裸同然になっちゃうかもしれない。
まぁいいか。お裁縫は得意だから。
「パットの得意な太鼓の達人もね」
あたしはパットの腕に飛びついた。
ゲームセンターでパットは注目の的だった。ヤッパリこんな素敵な彼、他にいないよね。
パパを説得する方法を考えなくちゃね♪
あたしは店員さんに何か話しかけられているパットに向かって笑顔でウインクした。
(完)
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