3849人が本棚に入れています
本棚に追加
「お言葉ですが専務、私は別にこの会社にしがみつこうとは思っていませんし、私は私が選んだ男のオンナになります。お話がそれだけでしたら帰らせて頂きます」
私がそう言い部屋を出ていこうとするとグッと手首を掴まれた
「まぁ待てよ。じゃあ最終手段だな…この手は使いたくなかったんだが…」
「…何ですか?」
「部署異動だ。明日から退職までの1ヵ月、さっきの川田と代わってお前が俺の秘書になれ」
「嫌です!それなら…」
今日限りで辞めてやる!!
「ちなみに辞表は受け付けない。じゃあまた明日」
そう言って私を部屋の外へ追い出した
あり得ない…
マジであり得ないんですけど!
最初のコメントを投稿しよう!