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「まぁ、とりあえずそういう事だ。明日1日で大内を教育出来るか?」
「そうね、1日あれば十分よ。秘書ってそんなに業務とかないから。」
そう言っている香織は何だか楽しそうに見える
「…お前、やけに楽しそうだな?」
「だって相手は虎士の初恋の人なのよ?どんな子か気になるし、いろいろ話せるかと思うとワクワクするわ」
「頼むから変な事は吹き込まないでくれよ…」
ただでさえ俺の印象は悪いのに、色々な事をこれ以上知られたら完全に大内をモノにする事は出来ないだろう
「あら、虎士が弱気になるなんて珍しい」
告白した事も、フラれた事も初めてなんだ
そりゃ弱気にもなるさ…
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