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辛いことはたくさんあった。
何度も挫けそうになった。
そしてそんな自分を一瞬でも可哀想だと思う自分が、何より嫌いだった。
私より辛い思いをしている人に申し訳ないと思った。
与えられない愛があるならば、自分で掴みとるしかない。
だから私は決めた。
強くなくてもいいから、生きていこうと。
約束を、したい。
誰にでなく、自分自身に。
自分を見失わないで生きていく。
自分の持つ愛を他人に分け与えられる人になろう。
そして将来、小説家になる夢を絶対叶えよう。
以上を心に誓い、今の私から未来の私への約束としたい。
“約束”は相手を縛り付けるものだって誰かから聞いたけど、これは自分への誓いとして交わすものだから、縛られることはないと思う。
ただ、輝かしい未来の自分を想像して今を生きていけばいい。
私は、そう思う。
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