第1章 城への道

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蒼太は、剣道の本を熱心に読んでいる。 夏乃は、料理の本をパラパラと見ている。たまに何かを考えるがすぐに止め、本に目を戻す。 劉は寝ている。いつもの事だ。 そして、蓮華は読みたい本が無かったらしく図書館の中をさまよっていた。 すると何かを見つけたらしくみんなのいる所へと戻って行った。 その手には、一見すると普通だが、少し変なエンジ色の本が握られていた。
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