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月曜日の朝、私はそこに立っていた。     轟音と共に巨大な物体は私の目の前を過ぎて行った。       終わらせる事が出来なかった。       そよ風が何処かから芳しい若草の香りを運んでくる。     しかし飽和している私の体には決して感じる事が出来ない。     そっと瞼を閉じる。  
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