03.ケンカするほど仲が良い

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二人を見ていた三人はこう言っていた。 小林『…なんですぐにケンカするんだ?』 芽衣『あ、それ私も思った。』 つぐみ『それはーあれでしょ!!? ケンカするほど仲が良いってやつ!!』 そう言うつぐみの言葉に、頭に?を浮かばせる。 小林『…そうなのか?』 芽衣『そうなんじゃない…?』 考えていたところでチャイムが鳴った。 佑乃は自分の席につき、先程のことを思い出す。 佑乃(…ったく…乙女座男め……ん?) そう考えながら、かばんから教科書を出そうとするが…。 佑乃(あれっ…ない!! 国語の教科書がないっ…!!) 隣の相良くんをちらっと見て、我にかえる。 佑乃(絶対…教科書なんて見せてくれない…どうしよう…ι)
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