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二人を見ていた三人はこう言っていた。
小林『…なんですぐにケンカするんだ?』
芽衣『あ、それ私も思った。』
つぐみ『それはーあれでしょ!!?
ケンカするほど仲が良いってやつ!!』
そう言うつぐみの言葉に、頭に?を浮かばせる。
小林『…そうなのか?』
芽衣『そうなんじゃない…?』
考えていたところでチャイムが鳴った。
佑乃は自分の席につき、先程のことを思い出す。
佑乃(…ったく…乙女座男め……ん?)
そう考えながら、かばんから教科書を出そうとするが…。
佑乃(あれっ…ない!!
国語の教科書がないっ…!!)
隣の相良くんをちらっと見て、我にかえる。
佑乃(絶対…教科書なんて見せてくれない…どうしよう…ι)
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