04.どうしよう…

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先生『プリント書き終わったか? なら、後ろからこっちに持ってきてくれ。 他の皆は教科書を出しておくように。』 教室がざわめく中、他の皆は教科書を出しているのにも関わらず、佑乃は一人、呆然としていた。 佑乃(あ゛~やばい。 どうしよう…。 逃げようか…いやいや、最初の授業で休みたくないし…ι) そう考えていると、佑乃の机に、相良の机がくっついた。 佑乃『…え…?』 相良『…忘れたんだろ、教科書。』 佑乃『う…うん…』 相良『…なんだよ、その顔。』 佑乃は、驚きを隠せない表情をしていた。 佑乃『…だって…まさか…見せてくれるとは思ってなかったから…』 相良『お前な… ……………… 好きで見せてあげるわけじゃないんだからな。…仕方ないから今回はみせてやるだけだ。…次…忘れるんじゃねーぞ。』 佑乃『っ…!!うん!!』
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