始まり…

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カラカラ キッキ 「着いたぞ。翔汰」 …本当に人が通らねぇとこなんだな。デパートの他には何もない。 『チャリいっぱいあんな。もうみんな来てんのか?』 「楽しみだなぁ♪」 カシャン チャリをとめて中に入った…そこはとても広く、綺麗で、電気はついていて明るいデパートだった。 「あ!翔汰君!」 『おぅ!恵梨!』 可愛いな恵梨は… カッコいいな翔汰君… 「これで全員みたいだな…」 拓斗が言った。 『ところでさ、愛子なんでここなんだ?』 「え?何言ってるの?これを考えたのは、拓斗でしょ?」 「は?俺が?んなことしねぇよ」 (じゃぁ誰なの?) ざわざわ …一体誰が… 『オイ!じゃぁ誰が…ピンポンパンポン♪ 放送が流れた… 「ギャハハハハハ ミナサン ジカンニナリマシタ…アタマニノコルオモイデヅクリヲシマショウ キャハハハハ」 『なんなんだ!?』 ざわざわ 響きわたる声で頭がおかしくなりそうだ。 「イマカラヤルノハ… オニゴッコ…デス。ルールハ…イマカラ24ジカン、オニカラニゲテクダサイ……… モシツカマッタラ…ククク…モウニドトソトニハデレマセンヨ… キャハハハハ モチロン24ジカンニゲレタラ… カエッテイタダイテケッコウデス」 『お…ぃ……どういうことだ…外には出れないって死ぬってことか!?』 「そんなの嫌よ!出口から出れるわ!」 ダッ その瞬間… ガラガラガラガラ 出口・窓などがシャッターによって閉ざされた………電気はついたままなので明るい。 「ドコヘイク? コレカラ タノシイゲームノハジマリダァァァ ヒヒヒヒヒ」 「きゃぁぁ!」 女子はみんな怯えて男子は…黙っていた。 やるしかない…
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