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「ッまだ辛いけどもう平気ありがとうね…」
『おぅ!』
「いゃぁぁぁぁぁ!」
「こっちに来ないで!」
2人の女の声がした…見るとクラスメートの夏佳と美紀だった。
その後ろにはピエロの仮面をつけてピエロの服を着た鎌を持った血だらけの…鬼がいた……
その時夏佳が
「ッ………ごめん美紀!!」
ドン!!
「キャァ、何するの夏佳!」
「ごめん…まだ死にたくないの…!」
「そんな…待って行かないでいゃぁぁぁ」
夏佳は走って行ってしまった。
あいつらすごく仲良かったのに…裏切るなんて………
俺は美紀を助けようと立ち上がった。だが後ろから黒澤が引っ張る。
「ダメだよ。行っちゃ!もぅ間に合わない…今行ったら翔汰君まで………」
「キャァァァァ」
グシャ!! ブシュー!
美紀も死んでしまった…血のふきあげる音がこちらまで聞こえる…
ゴシャグシャグシャ
ブチブチブチブチ
グシュ ビシャー
ッ悔しいもっと早く行動をしていれば……
自分の無力さを憎んだ…
「翔汰君……行こう!とにかく上に」
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