俺の過去
9/9
読書設定
目次
前へ
/
39ページ
次へ
「蒼井(あおい)です。」 蒼井と名乗る少年は、さっきまでの怯えは消えていた。 (何故簡単に人を信じられるんだ。俺と違って普通に両親に愛されて育ったんだろうな。) トオルは少し、胸が苦しくなった。 父親もいなく、母親に捨てられたトオルには羨ましかったのかもしれない。 その時は気付かなかった。 その胸の苦しさが、嫉妬や妬みから来る物ではない事を。
/
39ページ
最初のコメントを投稿しよう!
257人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!