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高杉晋作は1839年~1867年に活躍した長州藩士である。名は春風、字は暢夫、号は東行。
慶応4年4月14日結核により、没す。
辞世の句
『おもしろき こともなき世も おもしろく すみなすものは 心なりけり』
最後の『すみなすものは 心なりけり』は晋作が書いたものではなく、付き添っていた野村望東尼が書いたものとされている。晋作は「おもしろいのー」と反応するだけであった。
後年伊藤博文は晋作のことを「動けば雷電の如く………発すれば風雨の如し。衆目駭然としてあえて正視するなし。これわが東行高杉君にあらずや」と称した。
谷潜蔵…かつて晋作が用いた変名で、長州藩は晋作が死ぬ前にこれに百石を与え、百石取りの当主として死なしめる処置を行った。そのため晋作は高杉家の当主となることはなかった。
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