プロローグ

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私は…やり遂げたのだ…。 仇をうった。この事に生涯を捧げた。 この恨みが風化しないように努力した。 毎日、毎時、毎秒、いくら思っても足りないくらいに、思い出してはヤツを恨んだ。 それが今、果たされたのだ。 …だが、何故だ? 満たされぬ心の穴。 納得できない! 納得できない!! 納得できない!!!!!! この虚無感はなんなのだ? 誰か?教えておくれ…。
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