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｢はぁっ…はぁっはぁ…｣
シーツを握りしめ冷や汗をかきながら目を覚ました。
今の夢は何だったんだろう。
首回りが締め付けられる程の苦しい悪夢。
赤い紅い悪夢。
黒い暗い悪夢。
真っ黒で真っ赤の中に、
金糸とふわふわした白い雲のようなものがキラキラと光って…
追いかけっこ？
あれは何？
ゆっくり、
もう一度、
目をつむる。
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