第一話←アリス→

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「薬……?」 ピンク色と水色のドロリとしたゼリー状の液体がガラスの器に入ってキラキラしていた。 得体の知らないこれを口にいれるのには抵抗がある。 でもこれを食べなければ先に進めないらしい。 なぜなら唯一の出口、扉と窓は小さすぎるからアリスには出ることができない。 この不思議な状態で打開策を出すには難しく考えずに、行き当たりばったりでいくしかない。 ガラスの器には黒い文字が刻まれていてそれには ピンクに【big】 水色に【small】 と記されていた。  
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