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ひょっとして、夜に家を抜け出したのが、ばれた?
だったらマズい!
怒られる!!
いつ、爆弾が落ちるかとドキドキしながら、自然と背中を向けた。
両腕で抱えた淳也は、落ち着いたのか、段々と大人しくなっていった。
安心した僕は、淳也をベビーベッドへ寝かせると、涙でベトベトに濡れた顔を優しく拭いてあげた。
淳也が僕を見て嬉しそうに笑う。
戻った無邪気な笑顔が堪らなく愛らしく、思わず頬ずりしちゃった。
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